「短い恋のはずだった。すぐに冷める熱のつもりだった」
どこか慎重で、もう傷つきたくない花織。
不器用で、言葉をうまく届けられない陽一。
偶然の出会いから始まったふたりの関係は、 一歩ずつ、少しずつ心の距離を縮めていく。
だけど、日常に揺さぶられ、不安に飲まれ、 やがてその“熱”は静かに冷めていく――。
それでも、あの時間はたしかに恋だった。
誰かを想った日々が、終わったあとにも、 ほんの少しだけ、心の奥に残っていた。
儚くも愛おしい、すれ違いのラブストーリー。
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