書くと、たゆたう

毎日投稿の方法なんて、考えたこともなかった。
ただ、書きたいことを書いていた。

暮らしのこと。
働くこと。
心が沈む日のこと。
それでも、書くことで沈まずにいられた日々のこと。

筆を執り直して一年と少し。
noteに綴ってきた文章を、今の視点で選び直し、書き直し、一冊のエッセイ集に編みました。

本書は、毎日投稿のノウハウ本ではありません。
何かを成し遂げた人の、まっすぐな成功記録でもありません。

家事や育児に追われる日。
働き方に悩む日。
自分を認められず、心が沈む日。
それでもコーヒーを淹れ、パソコンを開き、今日の言葉を探してきた一人の物書きの記録です。

  • 第一章「浅瀬」では、書きはじめた日のこと。
  • 第二章「波間」では、騒がしい暮らしのこと。
  • 第三章「潮目」では、働くこと、生きること。
  • 第四章「深海」では、心が沈む日のこと。
  • 第五章「浮上」では、書くことで少しずつ変わってきた私のこと。

書けば、すべてが解決するわけではありません。
けれど、書くことで、自分のいる場所を確かめられることがあります。

揺れながら、それでも言葉のそばにいたいあなたへ。

コーヒー片手に、今日もたゆたう一冊です。